第46回 琉球王朝祭り首里

はるき@沖縄

2011年11月04日 15:35



昨日11月3日・文化の日は、首里文化祭の日です 今は名前を「琉球王朝祭り首里」に変え、 首里高校から鳥堀交差点までパレードが行われる首里の一大イベント
去年は仕事が終わるのが遅くて、ほんの少ししか見れなかった事を反省して、今年は朝から気合を入れ、パレードが始まる前に沿道に陣取って待機

パレードの先頭は、古式行列です
これは、琉球国王の行幸のひとつで、正月三日「ハチウチョウハイ(初行幸)」と呼ばれる三箇寺参詣行幸の行列を再現したものです。王府の高官や三司官などに扮した約300人が首里城を出発し、鳥堀交差点まで、ゆっくりと優雅な行列が続きます。

写真は、「アカウンラサン(赤御涼傘)」です。行列の後ろには、「チールウランサン(黄御涼傘)」もいました。


「牛ぶら」「馬ぶら」「ガク(哨)」「銅鑼・鼓」が続きます。独特の音色と動きが優雅



いよいよ「ウシュガナシーメー(御主加那志前)」国王の登場です



衣装も豪華ですね



本来の初行幸では、王妃は参列しなかったそうなのですが、お祭りでは特別に参加。



行列は延々続きます。
写真は、お茶会に使う茶釜などが入ったお茶セット「ウビーブル」だそうです。重そう…



この木枠は、雨が降った際に使う傘を入れる「ワク」だそうです。
こういった道具だけでなく、武器を持った警備隊の役割をする人たちも行列に参加していました。



「聞得大君」のウクシ(御輿)の前後には、ノロたちの姿が。



古式行列の後ろには、首里地域の19町や団体などから約2000人が参加する祝賀パレードが続きます
私も昔は参加して踊ってました。以前は、城西小学校を出発して首里を一周していたので、時間もかかったし、歩き疲れて足がパンパンになった思い出があります。でも楽しかったなぁ。

トップバッターは、首里中学校吹奏楽部の生徒たち。九州大会への出場が決まったそうですよ



赤田町のみるく様



みるく様が近づくと、みんな前へ前へと頭を出します。みるく様が持っている大きな団扇を頭上にかざしてもらうと、厄払い、無病息災、家内繁盛のご利益があるので、特に小さい子どもを抱いたお母さんたちは真剣
みるく様、ついでに私の頭も良くしてください…



みるく様の後ろには、赤田町の子どもたちによる「路次楽隊」と「みるくんぐゎ」が続きます。うちの姪っこたちも参加しているんです
おばバカなんで、めちゃくちゃ撮りまくりましたが、逆光でうまくいかな~い



この他の町からは、旗頭が参加。高さ約8m、重さ約50kgもの旗頭を、たった1人で持って、しかも舞うなんて、やっぱ凄い迫力です 爆竹もバンバン鳴らしています



大人たちの旗頭の側で、ちょっと小さめの旗頭で頑張っている子どもたち。こちらもカッコイイ 将来が楽しみですなぁ。



首里の旗頭は、夜になると灯りが入るのが特徴です
パレードが終わった後、首里中学校のグラウンドで旗頭ガーエーが行われるのですが、灯りが灯った旗頭が一斉に舞う姿はとても幻想的ですよ



この他、空手の演舞がある町や、ダンスを披露する団体など、内容も盛りだくさん。



我が汀良町は、沖縄で一番古い歴史を持ち、国王や聞得大君の前でも披露したと伝えられている獅子舞で参加。



新調したカメラでバッチリ撮影 と思ってたら、動きが早すぎて追いつけない



「スポーツモードにすればいいんだ」気づいて、設定変更。
何とか最後の方はうまく撮れました。もっと早く気づけば良かった

来年はもっとカメラを使いこなせるようにならなきゃ



最後は龍潭池での花火 レーザー光線と音楽による演出もありました。
でも、毎年あった仕掛け花火のナイアガラがなかったのは残念だな

久しぶりに、がっつり首里文化祭を満喫した一日 中学校の同級生たちにも久しぶりに会えて、首里を満喫できました。
さぁ、来年までにカメラの腕を上げておかなきゃ

別の年の様子は、こちらで更新しています。
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